0066ff (@09f_06f)のオリキャラの星加の設定です。
最終更新:2022/12/11
氏名:榊 星加(さかき せいか)→古山 星加(ふるやま せいか)
住所:岡山県の田舎
同居者:一直(夫)、記歩(第1子)、勇士(第2子)
職業:会社員(女性向け雑貨店の事務所)
趣味:大学数学とプログラミングの独学
年齢:23歳
誕生日:7月19日
身長:156 cm
血液型:AB型
自分の考えを細部まで正確に発信する性格。語彙力が高くないため、くどい物言いになることもあるが、それでも星加の言葉は字面通り捉えることができ、深読みする必要は少ない。
論理の飛躍や反例に敏感なため、断定的な言い方は避けがち。その場合でも黙るわけではなく、自信がない部分を明示したうえで、自分の意見は隠さずに表現する。基本的には他人の意見が自分と違っていても尊重するが、厳密に定まることであればあるほど、星加は譲らない傾向にある。
他人に対しても細かい気配りができ、困っている人には手を差し伸べるが、必要以上に親密な関係は築かないようにしている。家族や友人、特に一直や子供たちとの時間を優先するため。
頻度は非常に少ないが、絶対に許せないと判断したことについては、目上の人間が相手でも容赦なく怒る。感情に任せた怒りではなく、正確に隙のない理論武装をしてくるタイプ(それができないときは激怒しない)。周りも味方につけるなど作戦も練ってくるため、星加を本気で怒らせた時点で負けがほぼ確定する。
女性向け雑貨店を運営する会社の正社員として、事務所で働く。入社5年目。出産と育児の経験を生かしながら、商品の選定や仕入れなどの業務に携わっている。記憶力が悪いため人名や商品名を覚えるのに苦労しているが、仕事はとても丁寧にこなし、同僚からの評価も高い。
実は社長は、星加のパパのいとこである女性。星加は小学校時代からこの店の客であり、社長から下着選びなどのアドバイスを受けていた。ただ、若い女性用の商品が少なく、星加や友人は社長に不満を漏らした。このため、社長の依頼を受け、友人とともに高校卒業後に入社した。
星加は夫の一直よりも高い給料をもらっている。産休・育休制度も非常に充実しており、残業もほとんどない会社。主な収益源は地域の裕福な女性たちである。
基本的には自家用車で通勤している。妊娠中など体調に不安がある際は、一直に車で職場まで送り迎えしてもらうこともある。
数学とプログラミングが得意で好き。家事や育児の合間を縫いながら、書籍やネットで独学している。書いてあることを鵜呑みにせず、自分できちんと検証しながら、読み進めている。大学1年生レベルの数学やプログラミングは、ほぼ完璧に理解しているようだ。
数学については、証明の穴を見逃さず、一つ一つの議論を正確に行うことが特に得意なタイプ。計算が速いわけではなく、難問を解くにもそれなりに時間はかかるが、ミスはかなり少ない。高校では、数学の校内テストで断トツの1位をとり続けていた。
相手のレベルに合わせて他人に数学を教えるのも得意。数学が苦手な一直には、難しいことは教えず、簡単な問題やごり押しで解ける問題を重点的に教え、結果、一直は高校では一度も赤点をとらずにすんだ。一方、大学に行った同級生や弟には、より本格的な内容を背景にある考えも含めて教えていた。
プログラミングについても、一つ一つのステップを丁寧に追うことに長けている。職場で自作の簡単なシステムを作り、業務の改善に役立てている。バグを見つけるのも速く、職場で計算が合わないなどのトラブルが発生したときに、星加が助けを求められることも多い。
技術家庭的なことは全般的に得意で、木材の加工やはんだ付け、炊事や洗濯など、なんでもできる。ただし、上の2つほど好きではなく、特に家事にはあまり時間をかけたがらない。「時間をかけたことそのものを評価するな」という考え。裁縫はお休み中だが、子供に将来頼まれたらやろうと考えている。
記憶力が悪く、特に、人名、地名、商品名など固有名詞を覚えるのが苦手。久しぶりに会った人だと、なかなか名前を思い出せないこともある。なるべくメモをとるようにして補っているが、人の写真をむやみに撮るわけにもいかず、そこは仕事で苦労している。
漫画やアニメに興味が薄く、さらに記憶力も悪いため、キャラの名前がなかなか覚えられず、長女の記歩とアニメ関係の話をうまくできないことがある。
また、語彙力もあまり高くなく、難しい言葉が出てくる文章が苦手。独学以外では読書もあまりしない。自分の意見を発信する際には、少ない語彙で細部まで正確に伝えようとするので、同じ表現を何度も繰り返してしまうことが多い。
数学やプログラミングが関係してくれば、必要な用語を使うことはできる。きちんと定まっているものほど、覚える気になるらしい。
運動も不得意だが、体を動かすこと自体は好きで、エクササイズは自宅で体調を見ながら行っている。
服装については色々とこだわりがある。一直含め家族の前では、ノースリーブ、短パン、ミニスカートなど露出の多い服を好んで着ている。会社では、露出は控えめの服装のオフィスカジュアルで、常に長ズボンをはいている。正装をするときは、ネクタイとズボンスタイルのスーツしか着ない。
なぜかロングスカートが嫌いで、ワンピース服も嫌がっている。したがって、着物、浴衣、ドレスなども着ない。成人式の時も、ネクタイとズボンのスーツを選んだ。
上着は安物が多い。下着については、社長からの影響で、お金を惜しまず、自分の体型にフィットするものを着用するよう心がけている。既製品が合わなければ、オーダーメイドすることもある。産休・育休中の経験は、店舗での下着の品揃えにも役立たせている。
夫の一直とは、日頃から遠慮せずに腹を割って相談し合える関係。星加の提案もあり、些細な困りごとや感謝でも言葉にすることを、2人とも大切にしている。実際は、お互いの気持ちを表情などから感じ取ることは双方ともできるのだが、星加は察することに苦手意識があるため。
一直とは得意不得意が異なるが、むしろそれは2人にとって強みで、異なる視点からの考えを交わすことで、様々なことにおいて協力できている。2人は、他人から悩み事を相談されたときにも、多角的に考え動いてくれるので、味方につければ、かなり頼りになる存在。
忙しい日々ではあるが、一直と触れあう中で、お互いの魅力を頻繁に実感しており、ほんとうに一直と一緒になれてよかったし、これからも共に生きていきたいと、星加は心から感じている。
恥の意識はやや欠如しており、実家や人前でも、ドライとはいえイチャイチャしている。このため、一番上の弟の大地や近所の人に困惑されることもある。それでも、2人が協力する姿は、困惑している人たちも含め、周囲から高く評価されており、星加たちを嫌っている人はほぼいない。
星加は現在、一直との第3子を妊娠しており、夏頃の出産の予定。一直は星加の体を常に気遣って動いてくれている。
育児や家事については、一直とあらかじめ細かく分担を決めている。トラブルが発生した際にはそれにこだわらず、きちんと2人で話し合って解決することもできる。
時々は、星加や一直の両親の力を借りながら、夫婦や一人の時間もある程度確保している。子供たちを星加の両親に見てもらっている間に、一直と一緒にデートを兼ねて買い物に出かけることもあり、その際はついでに星加の実家の分の買い物も行うことが多い。
もともとは星加と一直は味の好みが異なっており、星加は超薄味派、一直は超濃い味派だった。交際時からお互いに料理を作り合うことで、かなり苦労して味覚のすりあわせを行った。今では2人の作る料理の味の濃さに大きな違いはない。2人とも一度に使う食材や調味料の種類は少なめ。
一直とは元からごく近所に住んでおり、小学校から高校までの同級生。小4の時からお互いの親の監督下で交際していた。社会制度や育児についても勉強しており、学んだことは同級生にも話していたので、単にイチャついているだけではないことは、当時から理解されていた。
高校の卒業式の日に入籍し、星加はそのまま一直の家に移った。2人とも形式的な祝い事や準備が面倒だったので、結婚式は挙げなかったが、家族や友人には結婚を祝ってもらった。
上述の理由で、星加は一人暮らし未経験だが、一直は高校入学の頃から一人暮らししていた。一直の家族が、一直のママの仕事の都合で、家をそのまま残して、岡山県内の都市部に引っ越したため。一直はその家に住み続け、現在の星加たちの住居となっている。
星加たちが現在住んでいる地域は、岡山県の過疎気味の田舎町。公共交通が不便なため、星加含め地域の住民たちは、自家用車を利用することが多い。星加も一直も車の免許を取るまでは、都会の方に出かけるのに苦労していた。
買い物が極端に不便というわけではないが、最寄りのスーパーの品揃えはあまりよくなく、コンビニも近くにはない。欲しい商品が近くの店になかったり、大量に買い物をしたりする際は、もっと遠くのショッピングモールなどに行くこともある。
星加は地域住民たちからはよく知られている反面、星加自身はあまり住民たちとは積極的に交流していない。地域の行事にもあまり顔を出さないが、意見を出すために会合に行くことはある。
前述の田舎町に代々住み続けている家に、当時19歳の両親の第一子として生まれる。後に弟3人が生まれ、実家では両親と祖父母全員を含めた最大10人で暮らしていた。星加の両親は若かったものの、祖父母たちは双方ともかなりの晩婚だったため、星加との年齢差は60歳以上あった。
星加のママは税理士、パパは博物館の解説員。2人とも夫婦の時間を大切にしており、育児はやや放任気味だったが、一直との交際含め、必要な応援はきちんとしてくれた。とても仲がよく仕事もしっかりこなす両親は、星加の憧れ。星加が一直と人前でイチャつくのは両親譲り。
星加の両親が育児をしながら勉強していたこともあり、幼少時は祖父母と過ごす時間も多く、星加は祖父母にもなついていた。星加が中学生の間に、祖父母が全員亡くなってしまい、星加はかなりつらい思いをした。
星加が中学校の頃までは、弟たちが幼かったことに加え、祖父母の病気や死去などもあり、全体的に忙しい家庭環境だった。このため、遠方への家族旅行もあまりできなかった。
実家の家事については、弟たちも含め、家族全員で分担していた。誰かに負担が偏らないような分担になっており、無理のない範囲で家事の練習ができてよかったと星加は感じている。
実家の家屋は、非常に広く古い。両親はリフォームを計画中。そのための貯蓄に加え、固定資産税や死去した祖父母の医療費などで出費がかさみ、家計にあまり余裕がない。家屋だけで裕福だと思われることを、星加は嫌がっている。一番上の弟の大地も、大学進学の際、家計を気にしていた。
宿題はきちんと提出していたが、自主的な勉強は好きな教科しかしなかった。学校のペーパーテストでは、数学は常にトップクラスで、技術家庭や理科も良い点をとることがあったが、他は平均点以下が多かった。とはいえ、最低でも30点は取っており、高校でも赤点の危機は一度もなかった。
教員の指示や校則には星加はおおむね従っていたが、理不尽だと思った場合は、その度合いに応じて反抗し、下記のように教員を負かしたこともある。このため、教員からの評判は悪くないものの、恐れられてもいた。
小学校は1クラスしかなく、一直たちとは6年間ずっと一緒。とても仲がよく団結力の強いクラスだった。保護者同士も元から知り合いが多く、しっかりと連携していた。
威圧や体罰を非常に嫌うクラスで、小5の時は、高圧的な態度をとる担任に対し、星加含めクラス全員が本気で怒り返し、保護者たちとともに担任を退職に追い込んだこともある。小6の時の担任とは相性がよく、打って変わって穏やかなクラスになった。
当時のクラスメートとは、今でも交流が続いており、星加と一直が結婚した時もすごく喜んでくれた。相手が望めば、星加と一直は夫婦生活の赤裸々な話もしている。
小5の時のことが中学校にも伝わっており、学年崩壊を恐れた教員たちは、星加や一直たちに指導するときに、かなり気を遣っていた。それでも、一直が一部の教員に濡れ衣を着せられたことがあり、星加は一直や同級生とともに、その教員が謝るまで授業中も怒り続けたことがある。
中2のとき、一直が数学のテストで大半が白紙の状態で0点を取ってしまい、さすがにこのままではまずいと思い、星加は激怒。根気よく指導を行った結果、なんとか一直は30点以上安定してとれるようになった。星加が一直に激怒したのはこの時だけで、その後は2人の関係は力強くなる一方。
前述のように、星加が中学生の間に祖父母が全員死去した。その際、両親だけでなく、一直にもたくさん話を聞いてもらったことで、星加はだいぶ立ち直ることができた。
高校でも一直と同じ学校に入学。校則が緩かったので、星加には居心地の良い環境だった。部活に入っている人は少なく、自分の趣味に放課後をたっぷり使っている人が多かった。星加は授業が終わると、たいていすぐに一直と一緒に下校しており、お互いの家に出入りすることも増えた。
大学進学する生徒は半分程度で、成績と大学進学率の相関は小さめな高校。テストの問題は難しめで、勉強しないと落第の可能性がある。星加含めアンバランスな成績の人が多く、総合点で成績トップの人は、なかなか科目ごとではトップをとれなかった。
同級生も教員も、星加と一直の交際を応援してくれた。卒業式の日に、星加と一直は、クラスメートの前で、結婚を報告し結婚指輪をつけ合って、応援してくれたみんなへの感謝の気持ちを述べた。